【多摩美術大学】著名な卒業生8人のキャリアや経歴をご紹介! - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

関東に住まわれている方なら、一度は多摩美術大学の名前を耳にしたことがあるのではないでしょうか? 多摩美術大学は多くの著名人を輩出している伝統と歴史のある美術大学です。

今回の記事では、多摩美術大学出身の著名人の経歴をご紹介します。美術大学ということで、アーティスト関係の業界で活躍している方が多いのが特徴です。

多摩美術大学出身の芸能人

まずは、多摩美術大学出身の俳優とシンガーソングライターをご紹介します。日本を代表する御三方です。

竹中直人さん

俳優・コメディアン・映画監督などいくつもの顔を持つ竹中直人さんは、多摩美術大学美術学部デザイン科を卒業しています。

在学中から映画に強く興味を持ち、8ミリ映画の制作を行います。また、コメディアンとしての一面もあり、「笑いながら怒る人」は大学時代からの持ちネタということです。「TVジョッキー」や「欽ちゃんの仮装大賞」などに素人として出演しています。

大学卒業後は、「ザ・テレビ演芸」でデビューを果たし、1996年には映画「Shall we ダンス?」で個性的な役柄を演じ、大河ドラマ「秀吉」で主役の秀吉を演じます。2003年にはドラマ「ウォーターボーイズ」にも出演しており、個性的な実力派俳優として活躍します。

代表出演作品に「GOOD LUCK!!」「のだめカンタービレ」「シコふんじゃった。」などがあります。

佐藤浩市さん

日本を代表する俳優の1人である佐藤浩市さんは、多摩芸術学園映画学科(現在の多摩美術大学美術学部演劇舞踊デザイン学科)の出身です。大学在学中に俳優としてデビューしたため中退しています。

1980年に「続・続事件 月の景色」でデビューし、1982年に主演を果たした映画「青春の門」で、日本アカデミー賞新人俳優賞とブルーリボン賞新人賞を受賞します。その翌年には、テレビドラマ「ひとりぼっちのオリンピック」で主演を果たし、人気俳優としてブレイクします。

その後も、映画やテレビドラマで数多くの作品に出演しています。日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を4度、最優秀助演男優賞を2度受賞しています。代表主演作品に「忠臣蔵外伝 四谷怪談」「GONIN」「ザ・マジックアワー」「64-ロクヨン-前編/後編」などがあります。実の父は、俳優の三國連太郎さんです。

松任谷由実さん

ユーミンの愛称で幅広い年代から人気を得ているシンガーソングライターの松任谷由実さんは、多摩美術大学を卒業しています。

大学1年生の時に、「返事はいらない」で歌手デビューします。当時は、旧姓の荒井由実で活動していました。翌年の1973年に「ひこうき雲」を発表し人気が出ます。ちなみに、「ひこうき雲」は2013年に公開されたスタジオジブリの映画「風立ちぬ」の主題歌として使われています。

1976年に結婚し、松任谷由実として音楽活動を続けます。また、多くのアーティストへの楽曲提供やコラボレーションも行っており、音楽業界で幅広い活躍をしています。代表曲に「やさしさに包まれたなら」「ルージュの伝言」「卒業写真」「恋人がサンタクロース」「守ってあげたい」「春よ、来い」などがあります。