龍谷大学の著名な卒業生・出身者は?進路決定率や就職支援情報も! - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

京都府京都市に本部を置く龍谷大学は、1639年に西本願寺が設立した学寮を起源とする私立大学です。これまでに多くの卒業生を世に送り出してきました。今回は、さまざまな分野で活躍する龍谷大学の卒業生、出身者を厳選してご紹介します。記事の後半では、在学中の就職支援情報や卒業生の進路決定率についてもまとめました。ぜひ参考にしてください。

龍谷大学の卒業生・出身者

龍谷大学の卒業生・出身者の中から著名な人物を7人選んでご紹介します。

松林宗恵さん(映画監督)

松林宗恵さんは、1920年に生まれ、2009年に亡くなった映画監督。浄土真宗の寺に生まれ、1941年に龍谷大学の専門部を卒業。在学中に吉川英治の『親鸞』を読み、法衣を着ない僧侶として生きることを決意します。上京して日本大学芸術学部に入学。在籍中、東宝の試験に合格して映画界に入りました。東宝では、「お坊さんの大学」出身とのことで「和尚さん」と呼ばれるようになります。呼び名を付けたのは当時の大スター・高峰秀子さんだったそうです。

森繁久彌さん主演の『社長シリーズ』など、ヒット作を含む68本の劇場公開映画を製作。海軍少尉として戦地に赴いた経験をもとに『連合艦隊』などの戦争映画も作っています。2009年8月15日、終戦記念日に亡くなりました。

つじあやのさん(シンガーソングライター)

つじあやのさんは、1978年京都府京都市生まれのシンガーソングライター。2000年に龍谷大学文学部史学科を卒業しました。龍谷大学では、フォークソング同好会に所属しライブハウスなどで演奏していました。在学中、浄土真宗のお寺の保育園でアルバイトをしていたと校友会のインタビューで語っています。1999年、『君への気持ち』でメジャーデビュー。2002年に公開されたスタジオジブリ作品『猫の恩返し』の主題歌に楽曲『風になる』が起用されたことがきっかけで広く知られるようになりました。CMソングも数多く制作しています。

高須光聖さん(放送作家)

高須光聖さんは、1963年生まれ兵庫県尼崎市出身の放送作家・脚本家。1988年に龍谷大学経済学部経済学科を卒業しました。校友会のインタビューでは、在学中の思い出として2ヶ月間のインド放浪の旅を挙げています。24歳の頃、幼なじみだったダウンタウンの松本人志さんに誘われて放送作家デビュー。以後、「ガキの使いやあらへんで」「めちゃ×2イケてるッ!」「ロンドンハーツ」「水曜日のダウンタウン」「IPPONグランプリ」「プロフェッショナルー仕事の流儀」「NHKスペシャル」など、数々の人気番組を担当。テレビ以外にも、映画の脚本やアプリ開発など、幅広い分野で活動しています。