英検2級のライティングを解くには?解答するときのコツを5つ解説 - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

英検2級試験はリーディングとライティング、リスニングから構成され、その中でも自由記述形式が用いられているのはライティングだけです。設問は1つであるものの、総合的な英語の理解力が問われる英検2級では、非常に配分の大きな構成とされています。この記事では、そんな英検2級のライティングで効率良く得点するコツを紹介します。自由記述と聞くと難しいイメージを持ってしまいがちですが、ちょっとしたコツを理解しているだけでしっかりと得点することができるはずです。

英検2級のライティングについて

英検2級試験のライティングで、効率的に得点するための第一歩は、どのような形式で出題されるかを知ることです。具体的な対策をスタートさせる前に出題されるイメージを持つことで、ライティングが難しいという印象を払拭することができるはずです。

ライティング問題とは?

ライティング問題とはおおよそ80〜100語を用いて、自分の考えを自由論述で回答できるかを確認する試験です。英検試験ではそのほとんどを選択で回答する形式を用いていますが、その名の通りライティングだけは構成を考え、相手に伝わりやすい文章を英語で記載するスキルが求められます。

問題例

過去の英検2級試験では、次のような条件が与えられた問題が出題されています。

  • 以下のTOPICについて、あなたの意見とその理由を2つ書きなさい。
  • POINTS は理由を書く際の参考となる観点を示したものです。ただし、これら以外の観点から理由を書いてもかまいません。
  • 語数の目安は80語~100語です。

(引用元:英検2級予想問題ドリル[新試験対応版]

出題される内容は毎年少しずつ違いますが、形式に大きな変化はありません。まずはライティングがこのような形式で出題されるというイメージを持ちましょう。

解答例

模範的な回答例の書き出しは以下の通りです。

I believe it is good for university students to study abroad. One reason is that they can make friends from all over the world. Thanks to SNS, they can keep in touch with friends easily even after returning to Japan.

(引用元:英検2級予想問題ドリル[新試験対応版]

英語で自分の考えを記述する習慣がない状態では、かなりの文章量に見えることでしょう。このような文章量を書くことに対する抵抗をなくすことが、英検2級に合格するための第一歩と言えます。