パイロットになるには?必要な費用や5つのルートを解説! - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

パイロットになるには?パイロットになるまでに必要な費用も紹介!

将来就きたい憧れの職業として、子供に不動の人気を誇るパイロット。当記事では、子供が将来就く職業としてパイロットを検討している親御さんに向けて、パイロットになるための主なルートやライセンスの種類、パイロットに必要となる資格や条件、費用などについて解説します。

パイロットの3つのライセンス

パイロットの3つのライセンス 国内でパイロットになるためには、国家資格を取得することが必須となります。パイロットを志望するほとんどの人が、国内線や国際線の旅客機を操縦することを目的としていることでしょう。しかし、自分の力で空を飛びたいという気持ちが強い場合は、旅客機の操縦に固執することはありません。 警察や消防などの事業を目的としたパイロットや、自家用軽飛行機、ビジネスジェットのパイロットとして空の旅を楽しむことができるパイロットのライセンスもあります。3つの種類に分かれるパイロットのライセンスの特徴とはどのようなものでしょうか。

定期運送用操縦士

パイロットに憧れる人の多くが目指しているのが旅客機の操縦でしょう。航空会社に就職して、国内線や国際線で旅客や貨物を輸送するパイロットのライセンスは、定期運送用操縦士と呼ばれています。 副操縦士として訓練を積んだ後に定期航路の航空機の機長になるためには、不可欠となるライセンスです。特に旅客機の機長の場合は、何百人もの命を乗せてフライトするため、高いスキルとともに強い責任感も必要とされます。

事業用操縦士

事業用操縦士は、旅客や貨物の輸送以外の目的で飛行機の操縦を担うためのライセンスです。農業用の薬剤散布や山林火災での消火活動、警察や救急でのフライトなど、事業にはさまざまな種類があります。 記者が空から中継をするために乗り込む報道機関の小型機や遊覧飛行など、報酬を目的として操縦する場合には必須のライセンスとなります。また、航空会社で副操縦士として航空機の操縦に携わる際にも必要となります。受験要件には、18歳以上で総飛行時間が200時間以上などの細かい規定が含まれます。

自家用操縦士

自家用操縦士は、報酬を目的としないで無償で小型飛行機やプライベートジェットなどを操縦するために必要となるライセンスです。自分で飛行機を操縦する楽しみを得るために取得するライセンスであるため、報酬を得て旅客や貨物を輸送することはできません。 国土が広く比較的ライセンスがとりやすい外国では通勤に自家用飛行機を使用することも珍しくありません。国内では自家用操縦士のライセンスは運転免許第一種に相当し、飛行機のほか、回転浴航空機や飛行船などに種類が分かれています。