保育園・幼稚園の子供向け!手作りおもちゃの作り方12選 - cocoiro(ココイロ)

子供は好奇心旺盛で、次々と新しいおもちゃに興味を持ちます。そこで、手作りでおもちゃを作ってみませんか? 当記事では、保育園・幼稚園に通う子供向けのおもちゃの作り方を紹介します。身近にある材料で、簡単に作れるものばかりなので、ぜひ参考にしてください。

牛乳パックの手作りおもちゃ

牛乳パックは、扱いやすく、重ねると強度も出るので、手作りおもちゃの材料にぴったりです。

いないいないばあ

対象年齢:0〜2歳

作り方:牛乳パックの空き箱を2つ並べ、背面をガムテープなどで接着し、観音開きに開くようにします。閉じた状態の時に「いないいない」の状態のイラスト、開いた状態の時に「ばあ」の状態のイラストが見えるように、イラストを牛乳パックに貼ります。

手遊びや絵本で知られている「いないいないばあ」のおもちゃです。0歳の赤ちゃんでも楽しく遊べます。「いないいない、ばあ!」のかけ声とともに開いたり閉じたりすると、子供が大喜びするでしょう。

参考

いないいないばあ|ももいくナビ

積み木

対象年齢:0〜2歳

作り方:牛乳パックを切って立方体や四角柱の形にして、側面にフェルトや画用紙を貼ります。

子供は、1歳半くらいになると積み木を積み重ねて遊ぶようになります。木の積み木は小さくて滑りやすく、幼い子供には扱いにくいものです。しかし、牛乳パックで作った積み木であれば、初めての積み木遊びでも簡単に遊ぶことができます。

参考

手作りおもちゃ|やまぼうし保育園

サークル

対象年齢:0〜2歳

作り方:牛乳パックで四方を囲い、子供が入れるくらいの大きさにします。

子供は狭い場所が好きなので、サークルの中におもちゃを持ち込んだりして「秘密基地」の感覚で遊びます。ハイハイをする赤ちゃんも、サークルを出たり入ったりすることで、四肢(しし)が鍛えられます。

参考

手作りおもちゃ|やまぼうし保育園

ボタンの手作りおもちゃ

子供はボタンをさわるのが大好きです。ボタンを使ったおもちゃで遊べば、ボタンの練習にもなります。

おにぎりスナップボタン

対象年齢:2〜5歳

作り方:フェルトを正方形に切り、対角線上にスナップボタンを付けます。三角形のおにぎりの形にして、外側には黒のフェルトでのりを、内側には梅干しや鮭などの具を飾り付けます。

スナップボタンの開閉の練習にもなるおもちゃです。中の具を変えて作ってみたり、おにぎりをサンドイッチに変更にするなど、応用することも可能。おままごとのアイテムとしても使えます。

参考

おにぎりスナップボタン|ももいくナビ

ボタンかけ練習

対象年齢:2〜3歳

作り方:

ボタンの大きさに合わせて、紙で魚の形の型紙をつくる。

フェルトに型紙をのせ、えんぴつなどで魚の形をなぞって切る。

魚の形に切ったフェルトにボタンをつけ、尻尾の部分をボタンがとおる大きさに切る。

できればボタンホールが目立つように糸 などで縫っておくと、小さな子でも穴を見つけやすいです。

(引用元:2歳3歳の幼児むけ簡単なボタン練習おもちゃの作り方|こども工作レシピ

2歳後半になると、自分で着替えができるようになります。ボタンのある洋服は着脱が難しいですが、遊びの中で練習をすると、いつの間にかできるようになるものです。魚をつなげて遊んだり、洋服のボタンに魚をつけてみたりと、さまざまな遊び方ができます。

参考

2歳3歳の幼児むけ簡単なボタン練習おもちゃの作り方|こども工作レシピ

ビーズの手作りおもちゃ

保育園 手作りおもちゃ

カラフルでキラキラしたビーズは、思わず目で追ってしまうもので、子供の興味をひきつけます。

ビーズ落とし

対象年齢:0〜5歳

作り方:透明なプラスチックのカップを上下にして重ねます。2つのカップの間に、3つの穴が空いた中板を挟み、ビーズを入れて、カップ同士をガムテープで接着します。

低年齢のときは、透明なカップの中に転がるカラフルなビーズを見たり、振って音を出したりして遊びます。3歳以降になると、カップを傾けてビーズを転がし、穴に通す遊びをするようになります。

参考

ビーズ落とし|ももいくナビ

ビーズ転がし

対象年齢:0〜1歳

作り方:透明なチューブの中にカラフルなビーズを入れ、両端をコルクなどでふさぎます。ビーズが出ないよう気をつけてください。

チューブを握る感触を楽しんだり、ビーズが転がる様子を目で追って楽しむおもちゃです。シンプルな作りですが、視覚、聴覚、触覚で楽しむことができます。

参考

ビーズ転がし|ももいくナビ

ハギレ布の手作りおもちゃ

布を用いたおもちゃは、赤ちゃんでも安心して遊ぶことができます。

布ティッシュ

対象年齢:0〜1歳

作り方:ティッシュほどの大きさに切った布を何枚か用意し、布の角と角をつなぎます。それをティッシュの空箱に入れます。

子供にとって、箱から出てくるティッシュはとても不思議で魅力的です。本物のティッシュで子供にいたずらされたという人も多いのではないでしょうか。このおもちゃであれば、心ゆくまで遊ばせることができます。いらなくなった肌着やガーゼなど、柔らかい布で作成するのがおすすめです。

参考

布ティッシュ|ももいくナビ

ペットボトルの手作りおもちゃ

ペットボトルは、丈夫で手に入りやすく、手作りおもちゃの材料にぴったりです。透明なので、アイディア次第で自由自在に楽しいおもちゃを作ることができます。

ペットボトルと輪

対象年齢:1〜5歳

作り方:ペットボトルを2本用意し、1本は水を入れて土台にし、もう1本は筒状に切り出して投げ輪にします。投げ輪は、布やビニールテープを巻き、切り込みを入れて広げられるようにします。

ペットボトルに上から輪を掛けて遊ぶおもちゃです。500mlのペットボトルの土台に、2リットルのペットボトルで輪を作れば、輪投げのゲームとしても遊ぶことができます。

参考

ペットボトルと輪|ももいくナビ

ビー玉落とし

対象年齢:0〜5歳

作り方:

カッターでペットボトルを3つに切り、厚紙もペットボトルのサイズで2枚切って穴もあけます。

ペットボトルの間に厚紙をはさめてずれないようにセロテープで固定し、仕上げにしっかりビニールテープを巻いて完成!

※ビー玉はペットボトルのふたをあけて入れることができます。

(引用:ペットボトルで作る幼児の簡単な手作りおもちゃ作り方|こども工作レシピ

低年齢のときは、転がるビー玉を見たり、ビー玉同士がぶつかる音を聞いて遊びます。ペットボトルのふたは必ず閉じて固定し、誤飲しないように気をつけてください。3歳以上になると、ペットふたを開けて自分でビー玉を入れ、穴に落として遊ぶようになります。

参考

ペットボトルで作る幼児の簡単な手作りおもちゃ作り方|こども工作レシピ

水の中でキラキラ

対象年齢:0〜1歳

作り方:

ペットボトルの2/3くらいの量の水を10分沸騰させ、冷まします。

(雑菌が入っていると、だんだん水がにごるので)

●お菓子袋など、カラフルなプラスチック袋をハサミで細かく切る。

アルミホイルを小さく丸めたものやビーズやビー玉を入れる。

ペットボトルに入れ、しっかりふたをして完成!

スーパーボールなら水に浮くので面白そうですね。

(引用:ペットボトルで作る0歳児1歳児の手作りおもちゃ作り方|こども工作レシピ

光が反射してキラキラと光る水や、中に入れたビーズやスーパーボールを目で追って楽しみます。乳児期の赤ちゃんが手に持てるよう、小さなペットボトルを使って作ってもいいでしょう。

参考

ペットボトルで作る0歳児1歳児の手作りおもちゃ作り方|こども工作レシピ

つなげて遊べるふた

対象年齢:0〜3歳

作り方:

ペットボトルのキャップを2つ合わせてビニールテープでしっかり巻きます。

中にビー玉や小豆や鈴を入れて音がするタイプのものも作ることができますが、騒がしいのでたくさん作らないほうがいいかも。

●フェルトをサイズに合わせて切ります(適当で大丈夫)

丸い形に切り抜いたフェルトにマジックテープを縫い付けてから、キャップを囲むように縫えば完成!

縫う作業がめんどうですが、かなり大雑把に縫っても大丈夫です。

荒々しい縫い目がかわいく見えることもあります

(引用:ペットボトルのキャップ工作で赤ちゃんの手作りおもちゃ|こども工作レシピ

つなげて電車にしたり、輪状にしてネックレスにしたり、食材に見立てておもちゃの包丁で切っておままごとで遊んだりします。マジックテープもフェルトも、裏がシールになっているものを使うと、簡単に作ることができます。

参考

ペットボトルのキャップ工作で赤ちゃんの手作りおもちゃ|こども工作レシピ

子供のおもちゃを作るときのポイント

シンプルなおもちゃを作ろう

子供のおもちゃは、シンプルな作りのものが好ましいです。大人が見ると、一見すぐに飽きてしまいそうなおもちゃでも、大人では想像できないような使い方で遊びの可能性を広げます。さまざまな遊びをしていくと、想像力も培われます。また、年齢を重ねるごとにその見立てが変化し、長い間そのおもちゃで遊んでくれます。

手先を動かすおもちゃを作ろう

大人が主導して見せて遊ぶおもちゃよりも、子供が自分で手を使って遊ぶおもちゃの方が、子供の興味を引き、一人遊びにも適しています。また、指先や手を動かして遊ぶことで、手先が器用になり、脳の発達にもつながります。

色彩豊かなおもちゃを作ろう

赤ちゃんは、視力が完成していないので、はっきりした色合いのものに興味を持ちます。鮮やかな色合いでカラフルなおもちゃを作りましょう。

誤飲・事故に注意しよう

手作りのおもちゃを作るときは、誤飲や事故に気をつけなければいけません。ペットボトルの淵で手を切ってしまったり、ビーズやビー玉を誤飲しないように十分注意しましょう。

終わりに

保育園や幼稚園に通う年齢の子供は、次々と新しいおもちゃをほしがる一方で、飽きるのも早いものです。おもちゃを作る際は、子供の想像力次第で、何通りもの遊び方ができるおもちゃを作ることを心がけましょう。また、カラフルに装飾したり、手先を動かすしかけを作るなど、子供の興味を引くような工夫も必要です。ぜひこの記事を参考におもちゃを作ってみてください。

参考

おもちゃ選びのポイント|All About

いないいないばあ|ももいくナビ

手作りおもちゃ|やまぼうし保育園

おにぎりスナップボタン|ももいくナビ

2歳3歳の幼児むけ簡単なボタン練習おもちゃの作り方|こども工作レシピ

ビーズ落とし|ももいくナビ

ビーズ転がし|ももいくナビ

布ティッシュ|ももいくナビ

ペットボトルと輪|ももいくナビ

ペットボトルで作る幼児の簡単な手作りおもちゃ作り方|こども工作レシピ

ペットボトルで作る0歳児1歳児の手作りおもちゃ作り方|こども工作レシピ

ペットボトルのキャップ工作で赤ちゃんの手作りおもちゃ|こども工作レシピ

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