ブライダルプランナー検定の概要をご紹介！受験方法やおすすめ参考書も

ブライダルプランナー検定は、婚礼やおもてなしなどにまつわる知識や能力を問う試験です。資格の勉強をすることで、昨今の多様化している結婚スタイルを理解し、お客様のそれぞれのニーズに応じた最適なプランを提供するスキルを習得できます。

今回の記事では、ブライダルプランナー検定の概要を中心に紹介していきましょう。

ブライダルプランナー検定とは？

ブライダルプランナー検定は、国際的に最も規模が大きい全米ブライダルコンサルタント協会（ABC協会）が管轄する資格試験。日本における検定は、2002年よりスタートしています。

試験内容は、主に日本や欧米の婚礼にまつわる基礎知識やマナーおよび能力を問われる傾向。なお、検定には、1級と2級の2つの区分を設けています。1、2級の内容は後述します。

参考

ブライダルプランナー検定は、テキスト内容をしっかりマスターしていれば、合格しやすいのがポイント。2011〜17年の1級の合格率は74％。2級の合格率は80.1%です。

参考

ブライダルプランナー検定を取得すると、ブライダル業界への就職、転職がしやすくなるだけでなく、実際の職場で使う実務も習得できることがメリットとして挙げられます。

この章では、ブライダル業界以外で検定の知識を活かせる業界をピックアップしていきましょう。

ジュエリー業界は、結婚指輪や婚約指輪の選定や購入の際に需要があります。ブライダルプランナー検定の勉強をしていれば、お客様にマッチした最適な指輪の選び方を指南できるかもしれません。

ブライダルプランナー検定を取得していれば、ホテルの婚礼関連の仕事での活躍も見込まれます。加えて、ブライダルフェアを企画し、提案する際にも検定で取得した知識を発揮できるでしょう。

旅行と兼ねて沖縄やハワイといったリゾート地で結婚式を挙げるケースもあります。旅行業界であれば、現地の雰囲気を活かしながら、お客様の要望に応えたオンリーワンのブライダルに携われます。

ブライダル情報を発信する雑誌や本を扱う出版社でも、検定で取得した知識が活かせるので、現場で重宝されます。編集やライティングの能力があれば、記事作成に携われることもあるでしょう。

結婚式は、衣装だけでなく、式場のディスプレイも大切なもの。装飾デザイン業界においてブライダルプランナー検定の知識があれば、お客様のニーズに応えたディスプレイを任されるかもしれません。

ブライダルプランナー検定を就職の際に活かすには、どのようなことをすればいいのでしょうか。

日本の婚礼は、神前・教会・人前が挙式ではメインで、披露宴もあります。婚礼において地域性を大切にしているケースもあるので、ブライダルプランナーとして働く地域の習慣を理解しておきましょう。ほかにもブライダルにまつわる一般知識を深めていきましょう。

海外の婚礼は、宗教や国籍が多様性に富んでいるのが特徴です。キリスト教ならカトリック派やプロテスタント派があり、ユダヤ教などもあります。海外の文化にも目を向けるよう努めましょう。