ネットワークスペシャリストに合格したい大学生へ!攻略&活用の方法 - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

IT系の資格の一つであるネットワークスペシャリスト、通称「ネスペ」。ネットワーク系の技術への理解を深めたい人に人気の資格です。実務経験のない国家資格ですから、学生のうちに合格するのは難しいだろうと、諦めてはいませんか? この記事ではネットワークスペシャリストに合格したい学生向けに、受験の勉強方法や資格取得後の活用方法をご紹介していきます。

ネットワークスペシャリストとは?

ネットワークスペシャリスト試験は、独立行政法人の情報処理推進機構 (IPA)が運営している資格試験です。公式サイトによれば、以下のような方々を対象とした資格だと記載されています。

高度IT人材として確立した専門分野をもち、ネットワークに関係する固有技術を活用し、最適な情報システム基盤の企画・要件定義・開発・運用・保守において中心的な役割を果たすとともに、固有技術の専門家として、情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守への技術支援を行う者

(引用元:ネットワークスペシャリスト試験(NW)|IPA 情報処理推進機構

主にネットワーク周りで活躍できるエンジニアを育成し、各々の技術力や知識を高めることを目的とした資格であると言えるでしょう。

ネットワークスペシャリストは難しい?レベル・難易度について

ネットワークスペシャリストは国家資格であり、一般的に難関であるとされています。具体的な合格率や、必要な勉強時間等から難易度を判断していきましょう。

合格率

情報処理推進機構の発表によれば、2018年度の応募者数は18,922名でした。また合格率は15.4%で、合格したのは約2,900名ほどでした。

この数字を高いと思う人もいれば、低いと思う人もいるでしょう。しかし難しいと感じる人であっても、しっかり勉強すれば必ずしも合格できないわけではありません。

参考

ネットワークスペシャリスト試験(NW)|IPA 情報処理推進機構

合格に必要な勉強時間の目安

合格するためには、どれくらいの勉強すれがいいのでしょうか? 合格に必要な勉強の時間には、個人差があります。勉強開始時点での知識量や実務の経験の有無など、人によって置かれた状況が異なるからです。

学生のうちに就業して「実務」を積むことはできないにしても、インターンシップで一部の作業を経験したり、パソコンを自作してみたりなど、手を動かす方法はいくつかあります。

試験まで残り数ヶ月しかない状況でインターン先を探し、エントリーするのはなかなか難しいかもしれません。しかし、ネットワークスペシャリスト試験は1年に1回しか開催されません。「難しいと思うけど、まずは一回受けてみる」というスタンスで一度受けてみることも、自分に足りない技術を明らかにすることに役立つでしょう。