オープンキャンパスに親も参加するべき?メリット・デメリットを紹介 - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

学校の様子を実際に見学し、子供が進学する学校に関する情報をためることができるオープンキャンパス。親はオープンキャンパスに参加したほうがいいのでしょうか? オープンキャンパスに親が参加するメリットと、デメリットをご紹介します。

オープンキャンパスには親と参加するべきなのか?

オープンキャンパスは、普段使用している校舎を入学を検討している学生に開放して、進学の相談を受け付けたり、在校生と交流する機会を設けて入学希望者に学校をPRするイベントです。

入学を希望している学生を対象にしたオープンキャンパスに、親は参加するべきなのでしょうか。親の参加を見通して、親向けの企画をしている学校もあります。学生向けの企画が充実している学校なら、友達と一緒に参加した方がいい場合もあります。

必ず親が行かなければならないということではありませんが、子供の大事な進路選択に関わるものです。実際に学校を見て、学校の様子を知りたいと思う親も多いことでしょう。

オープンキャンパスに親が参加するメリットは?

オープンキャンパスに親が参加するメリットはあるのでしょうか。

学費や入学にかかる費用を知ることができる

オープンキャンパスでは、進学相談会や入試説明会も同時に開催されることが多く見られます。実際に願書が配布されることも。学校側の説明で、入学後にかかる費用を親が把握することができます。

最近では、ホームページ上で学費などの細かい情報を見ることができるようになってきてはいますが、情報を公開していない学校もあります。オープンキャンパスで学校に行って、初めて細かい情報を知ることができるということもあるでしょう。

オープンキャンパスは、具体的なお金の話を学校に直接質問できる機会でもあります。子供だけでは聞けないことも、親だからこそ聞くことはできるはずです。場合によっては進学後に留学を希望する子供もいるでしょう。進学すると、どのくらいの費用が必要なのか入学前に確かめましょう。

学校の実際の雰囲気が分かる

写真などで学校の様子を知ることができますが、行って見ないと分からないこともあるでしょう。

オープンキャンパスでは、在校生が案内するキャンパスツアーが行われています。実際に学校に行って、学校の職員や在校生の様子を見れば、子供がどんな学生生活を送ることができるのか、確かめることができます。

また、学校の設備も重要です。実技系の学校では、学習のための設備環境が整っているかを確認しましょう。また進学後、スポーツに励みたいという子供がいるのであれば、学校の活動場所やスポーツ施設の見学しておきましょう。

子供が学ぶ内容を理解できる

子供の希望の専攻が決まっている場合は、どんな授業が行われるのかを知ることもできます。学校によっては、学科ごとの学科説明会をオープンキャンパスで実施する学校もあります。学科の担当教員から、学科のカリキュラムや学科の特色、進路情報など具体的な話を聞くことができるでしょう。

学校のサポート体制を知る

親が気になるのは学校卒業後の進路ではないでしょうか。学校によっては、就職サポートに力を入れているところもあります。

卒業生がどんな進路に進んでいるのか、学校側でのキャリアサポートにはどんなものがあるのか、入学前に確認しておき、卒業後を視野に入れながら学生生活が送れるよう、子供と話し合うことも大切です。

子供の進路について一緒に考えられる

オープンキャンパスは、進路決定のための情報を得る機会です。オープンキャンパスで学校について親も学ぶことで、子供と同じ目線に立って進路のアドバイスをしてあげることができます。子供の意思を尊重してどの学校を受験するのか、一緒に寄り添って考えてあげましょう。