自由って?好き勝手にやること?大学生になって気づいた高校時代の意味 - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

こんにちは。大学生ライターの椎茸です。
「自由になりたいなあ…」
私は中高時代、ずっとこう考えていました。つまり、自分は自由ではないと感じていたのです。高校では校則がほとんどない中で自分で考えて自由に行動しろと言われていたけど、結局は狭い世界の中で決まった授業を受けているだけだと思っていました。

なぜ高校生は自由を求めるのでしょうか。周りの友達も、早く大学生になって自由に生活したいなあと言っていました。
それは、高校生は自由のことを「なんでも好き勝手に振る舞えること」だと考えているからだと思います。いつまでもゲームして、友達と遊んで、授業なんか受けない。遊び呆ける生活。そんな毎日を夢見ているのでしょう。

大学に進学して丸2年が経とうとしている今、リアルな声として皆さんに「自由」になることについてお話させてください。

高校生の「自由」

高校生活への不満

毎日びっしり埋まっている時間割に、各教科の課題、学校行事。手を抜くことは許されません。同じクラスメートと毎日顔を合わせ、嫌なことがあってもクラスや学校のために誰かが率先して動けと言われる。自分のアイデンティティを探し続けている時期の高校生には、つまらなく感じてしまう毎日でしょう。こういった生活を強いる先生や親に対する反発も強めるかもしれません。私自身、当時はそんなにとがった考えをしていたわけではないけれど、今思えば決まりきった生活に嫌気がさしていたのかもしれません。

夢見る「自由」

そんな高校生達の夢見る「自由」を体現化している(ように見える)のは、大学生です。平日に遊びに行ったり、飲み会をしていたり。高校生の目からはうらやましく見えますよね。受験から解放され、何のストレスもなく自由気ままな生活を謳歌しているように思えます。ちなみに、平日にディズニーランドに行くことは、高校時代からの夢でした(笑)

大学生の「自由」

大学生活スタート

無事受験を終え、念願だった大学生活が始まりました。1年生の前期はコマ数を増やしすぎてすごく授業数が多かったのですが、それでも半日休みが週に2日もあって、自由時間は好きなことをして過ごすことが多かったです。サークルの選択肢も無限にあって、(親が厳しくてなかなか新歓に行くとは言い出せず、あまり検討しなかったのは後悔していますが(笑))休みの日などの時間の使い方はおおむね自分で管理できるようになりました。2年生になり、長期休みを利用しての旅行やバイトなど、高校時代には考えられなかったような行動範囲を得て、日々の生活を楽しむ余裕も出てきました。