芥川賞と直木賞について違いを解説!知っておくべき受賞作品も ( 2 )

子供にも読ませたい話題の芥川賞受賞作品5選

芥川賞というと純文学という堅苦しいイメージがありますが、ここでは子供にもぜひ読ませたい作品を5つご紹介します。

蹴りたい背中(綿矢りさ)

綿矢氏は史上最年少の19歳で芥川賞を受賞した作家です。19歳という若くみずみずしい感性で描かれている世界は、大人だけではなく子供にも共感できる部分がたくさんあります。

(あらすじ)クラスの女子たちの中に馴染めないと感じている高校生のハツ。同じようにクラスの輪の中に入っていない人なら他にもいる。例えば「にな川」。ある日の理科の授業中、「にな川」がモデルのオリチャンのファンであることを知り、そのことがきっかけでふたりの距離は近くなるのだが…。

(引用元:中学生・高校生におすすめ芥川賞小説9冊|少年少女のための読書案内 BOOKS 雨だれ

火花(又吉直樹)

お笑い芸人としても活躍されている又吉氏の『火花』は、今までで最も売れた芥川賞受賞作品です。映画化も決定し、ニュースなどでも非常に話題となった作品です。

内容(「BOOK」データベースより)
売れない芸人の徳永は、天才肌の先輩芸人・神谷と出会い、師と仰ぐ。神谷の伝記を書くことを乞われ、共に過ごす時間が増えるが、やがて二人は別の道を歩むことになる。笑いとは何か、人間とは何かを描ききったデビュー小説。

(引用元:中学生・高校生におすすめ芥川賞小説9冊|少年少女のための読書案内 BOOKS 雨だれ

死者の香り・飼育(大江健三郎)

大江氏は学生時代に文壇にデビューしたノーベル賞受章作家です。『死者の香り・飼育』は大江氏が23歳で芥川賞を受賞した際のもので、選考委員であった川端康成が絶賛した作品です。

内容紹介)屍体処理室の水槽に浮き沈みする死骸群に託した屈折ある抒情「死者の奢り」、黒人兵と寒村の子供たちとの無残な悲劇「飼育」、バスの車中で発生した外国兵の愚行を傍観してしまう屈辱の味を描く「人間の羊」など6編を収める。

(引用元:中学生・高校生におすすめ芥川賞小説9冊|少年少女のための読書案内 BOOKS 雨だれ

コンビニ人間(村田沙耶香)

村田氏の『コンビニ人間』は2016年の芥川賞受賞作品です。第46回群像新人文学賞優秀賞受賞をはじめとし、三島由紀夫賞・野間文芸新人賞など多くの賞を受賞した村田氏独特の作風は、読んでいて非常に引き込まれるものがあります。

(あらすじ)古倉恵子、36歳。大学卒業後就職もせず、コンビニアルバイト歴18年。未婚。マニュアル通りのコンビニバイト生活に安定を感じる主人公だが、そんな彼女の生活を批判する男がバイト新人としてやってくる。しかしこの男もまた、婚活目的でコンビニバイトを始めるというパラサイトシングルだったりして…。

(引用元:中学生・高校生におすすめ芥川賞小説9冊|少年少女のための読書案内 BOOKS 雨だれ

裸の王様(開高健)

裸の王様は、1958年に発表された短編小説です。開高氏はその後も毎日出版文化賞・川端康成文学賞・菊池寛賞など多くの受賞作品を発表した有名な作家です。

(内容紹介)とつじょ大繁殖して野に街にあふれでたネズミの大群がまき起す大恐慌を描く「パニック」。打算と偽善と虚栄に満ちた社会でほとんど圧殺されかかっている幼い生命の救出を描く芥川賞受賞作「裸の王様」。ほかに「巨人と玩具」「流亡記」。工業社会において人間の自律性をすべて咬み砕きつつ進む巨大なメカニズムが内蔵する物理的エネルギーのものすごさを、恐れと驚嘆と感動とで語る。

(引用元:中学生・高校生におすすめ芥川賞小説9冊|少年少女のための読書案内 BOOKS 雨だれ