英検準2級の合格点・合格ラインは何点?試験内容や配点についても解説 - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

英検準2級の合格を目指すために、出題される問題や合格点、時間配分についてご紹介します。2015年以前とは評価方法も変わっているため、各技能を満遍なくできる受験者が合格しているようです。バランス良く技能を身につけるための勉強法についてもお伝えします。

英検準2級の合格点や時間配分は?

英検準2級の合格点・合格ライン

日本英語検定協会は、2016年の試験から評価方法を刷新しました。合格基準スコア(英検CSEスコア)は、一次試験で1322、二次試験で406です。各項目で出題数は異なりますが、出題数に関わらず各項目のスコアを均等に割り振っています。そのため、各技能(リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング)でバランス良くスコアを出すことが求められるでしょう。

参考
英検CSEスコアでの合否判定方法について|日本英語検定協会

英検準2級の問題内容とは?

英検準2級で出題される問題は、次のとおりです。

リーディング

  • 短文の語句空所補充
  • 会話文の文空所補充
  • 長文の語句空所補充
  • 長文の内容一致

ライティング

  • 英作文(内容・構成・語彙・文法で評価)

リスニング

  • 会話の応答文選択
  • 会話の内容一致選択
  • 文の内容一致選択

二次試験では、以下の内容が出題されます。

スピーキング(1対1の面接形式)

  • パッセージの音読
  • イラストについての質問
  • 受験者自身の意見を問う質問

公式ホームページでは、英検準2級は「使える英語で世界へ」というくくりの初めに位置付けられており、大学入試レベル・海外留学に生かせるとの記載があります。また、履歴書で評価されるのも準2級からであるようです。

出題レベルは高校中級程度で、センター試験の問題形式と共通点が多いため入試対策と並行して行うことができるのが大きな特徴です。長文には教育や科学などのやや専門的な題材が加わるので、そういった問題からもまんべんなく得点できるように普段から様々な分野に興味を持って情報収集をしておくことが合格への近道となります。

適切な時間配分は?

リーディングとライティングの試験時間は75分。見直し時間を考慮して70分以内に終わらせることを目標にしましょう。目安として、リーディングの短文の語句空所補充に20分、会話文の文空所補充5分、長文の語句空所補充10分、長文の内容一致選択15分、ライティングの英作文に20分をかければ時間内に問題を解答できます。残り時間で見直しや、次のリスニングに備えましょう。