AO入試で受かりやすい大学をご紹介!評価されるポイントとは? - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

AO入試は、一般入試とは違った試験方式がとられているため、一般入試では合格が難しいと言われている大学にも入れるチャンスがあるかもしれません。当記事では大学のAO入試で評価されるポイントと、AO入試で受かりやすい大学7選をご紹介します。AO入試を検討されている方はぜひ参考にしてください。

AO入試で評価されるポイント

筆記試験の多い一般入試と比較して、AO入試は面接や小論文などを中心に実施される入試です。いったい、どのような点を評価されると合格するのでしょうか。

意欲や熱意

AO入試は面接や小論文など試験をとおして常に「この大学へ入りたい」「学部や分野で学びたいことがある」という熱意や意欲を見られています。それは各大学や学部ごとに定めているどんな学生を求めているかを示す「アドミッション・ポリシー」にも書かれていることが多いです。例えば、神戸大学の医学部医学科のアドミッション・ポリシーには、求める学生について下記のように記載されています。

  1. 生命科学・医学に強い興味を持ち、探究心と学習意欲が旺盛な学生
  2. しっかりとした基礎学力を身につけている学生
  3. 協調性があり、問題解決においては独創性と指導力を発揮できる学生
  4. 国際的に活躍する意欲を持った学生

(引用元:神戸大学が求める学生像 (アドミッション・ポリシー) [学部]|神戸大学

4つのポリシーのうち、2つについて学生の意欲を見る項目が入っています。AO入試では「その大学で学びたい」という意欲が重視されるのです。

高校時代の学力評定

AO入試は「意欲や熱意が大切だから、勉強はできなくても大丈夫!」という訳ではありません。出願要件に学力評定のラインが設けられていることが多く、高校で勉強をがんばっていないとそもそもAO入試に出願すらできないことになってしまいます。

AO入試や推薦入試などで学力評定が判断基準に入っているのは、高校生としてやるべきことを最低限やれているかどうかを判断するためのようです。

活動実績

高校時代にどんな活動に取り組んできたのか、その人ならではの工夫や考えを生かして問題解決や成功体験を収めた実績も、AO入試の評価対象となります。部活動で部長をするなどのリーダーシップを発揮した経験や、自分の興味の赴くままに行っている研究活動の実績などがそれに当たります。

特にSGH(スーパーグローバルハイスクール)SSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定された高校では、高校生のうちから大学生の卒業論文のような形で研究活動を推進しているところもあるようです。