【2019年度】学費の安い私立大学と、学費を抑える方法を解説 - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

私立の大学は学費が高いと思われがちですが学費が安い私立の大学もあります。国立、公立に比べると学費が心配になってしまいがちな私立大学ですが通いやすい大学も存在します。また、私立大学の学費を抑える方法もあります。子供の通いたいという気持ちを大切に賢く私立大学に行く方法をご紹介します。

私立大学の学費の相場は?

「高い」と言われる私立大学の学費ですが、実際にはどのくらいの金額が相場なのでしょうか?

値上がり続ける大学の学費

私立大学をはじめとした日本の大学の学費は値上がりを続けています。文部科学省が発表している「国公私立大学の授業料等の推移」によると、昭和50年度から現在まででそれぞれ下記のとおり大学の学費は推移しています。

※ 国立大学は国が示す標準額
※公立大学・私立大学の平均額であり、公立大学入学料は地域外からの入学者の平均。

参考
国公私立大学の授業料等の推移|文部科学省

なかでも私立大学は授業料と入学金を合わせると初年度納入金が100万円を超える場合が多く、このほかにも施設設備費などの納付が求められる可能性もあるため、決して安い金額とは言えないでしょう。

学部によっても異なる学費

私立大学の授業料と入学金の平均金額を示しましたが、私立大学の場合、どの学部に入学するかによっても学費に違いが出てきます。旺文社教育情報センターが発表している「28年度学費平均額」によると、学部の系統によって初年度納入金に下記のような違いがあります。

文学部   1,288,086円
法学部   1,218,068円
経済学部  1,240,366円
理学部   1,545,681円
工学部   1,588,247円
農学部   1,591,773円
歯学部   5,330,706円
薬学部   2,153,655円
医学部   7,455,537円

(参照元:28年度学費平均額|旺文社教育情報センター

同じ私立大学でも医歯薬学などの医療系の学部は他学部と比較して多いところで5~6倍も学費が高くなります。単に「私立大学だから」ではなく、どの学部で勉強をするかによっても、学費は大きく異なってきます。