好きだったらやめる必要はない!受験と部活の両立で迷う受験生へ - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

この記事に目を通してくださっている高校1、2年生の皆さん。「思うように成績が上がらない」「部活に費やしている時間は無駄なのではないか」といった悩みを抱えていませんか?
結果はどうであれ、模試で志望校判定が出たり学校の期末試験の順位が出たりするたびに不安は募るばかりだと思います。それは、大学受験というゴールの見えない挑戦をしている以上は避けられない悩みかもしれません。「もっと勉強して成績を上げるために、部活をやめなくてはいけない」と考え始めているあなたに読んでほしい、部活を通して得た私自身の体験をお伝えします。

私の高校時代

私は中高一貫校で6年間テニス部に在籍しており、中3の夏前までが中学テニス部、夏以降は高校テニス部に切り替わりました。特に高校の部活は規律が厳しく、週5日の練習や大会等は出席が原則で、高3の5月に引退するまでは休みの日も放課後もほとんどテニス漬けの毎日を送っていました。先輩の仕事を代わったり、飛んで行ったボールは全速力で追いかけて回収したり。今考えると、常に走り回って周りに仕事は残っていないかと気を張っていた3年間だったなと思います。特に中3の時は先輩がとても怖くて、息つく暇もないくらいでした。
正直、休みの日はテニスが終わって家に帰っても疲れて勉強どころではなかったし、平日の夜も眠くて眠くて仕方なかったのを覚えています。成績も優秀な方ではなかったと思いますが(母校はテストの順位が出なかったんです!)、それでも私が最後まで部活をやり通した理由が2つあります。

1.テニスが好きだったから

結局は好きなことだから続いたんですよね。好きだから、辛い練習も耐えられたし、うまくなろうと努力もできました。そこで培った視野と手を抜かず仕事を頑張り切った経験は、今でも大切にしています。

2.同期が好きだったから

6年間同じコミュニティで四六時中一緒にいた仲間の存在は大きかったです。誰一人欠けることなく同期みんなで引退したいという思いをずっと持っていました。

お分かりの通り、私は「好き」を原動力に部活を続けていたので、続けること自体は苦ではありませんでした。
(もしあなたが部活をやめたい理由が「好きではないから」であるなら、無理に続けなくてもいいと思います。他に息抜きとなる趣味や気の合う友達を見つけて一緒に過ごすほうが、今後の糧になるのではないでしょうか)

あなたは部活が「好き」ですか?