私、大学2回目です!教師になりたい!教員免許を取りたくて通信制大学に入り直して今思うこと - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

私は、2017年に最初にいた大学を卒業して「社会人」となり、今、通信の大学で中高英語科の教員免許を取得しようとしています。
正直、大学に再入学する時ですら、教員免許にまつわることは知らないことばかりでした。
今回は私が調べて分かった範囲での情報について、経験を踏まえつつ紹介したいと思います。

教員免許とは?

教員免許は、日本の学校において、教師として働くために必要な免許です。教員免許にはいくつか種類があります。


(参照元:教員をめざそう!|文部科学省)

いわゆる大学で取得する免許は「普通免許」の一種免許状になります。現在の日本では、特別なスキルでもない限り、この「普通免許」がないと日本の学校で教壇に立てません
私は教師という仕事に興味を持ったため、通信制大学に入り直すことに決めました。そこで、通信制で教員免許を取る際のメリット・デメリットを簡単にお話ししたいと思います。

通信制大学で免許を取るメリットとデメリット

メリット①自分のペースで勉強できる

通信の大学であれば、短大卒・大学卒業資格を持っていれば、2年間で免許の取得が可能です。2年程度かかるのは、教育実習・介護実習の参加には1年前の申請・交渉が必要だからです。
塾や学童等で仕事をしながら、セカンドキャリアとして教員を目指す人が多く通うのも特徴です。スクーリング(対面型の授業、つまり大学で行われる講義のこと)で学校に行くと、社会人の方や、私達の親世代に近い40〜50代の方もいます。
私の通う大学では、送られてきたテキストを元に2000字程度の小論文のような手書きレポートを作成・提出し、決められた会場で論述試験を受けます。レポートと試験両方に合格して、単位を修得できるのです。本で勉強する癖があったり、長い文章を書くことに苦戦しない人にとっては、勉強しやすい環境でしょう。自分のペースで学べるので、「この講義の時間意味あるかな」と思うことが少ないのも特徴のひとつです。

メリット②学費が安い!

私の場合、スクーリング代を含めても1年間で30万円ほどの学費しか払っていません。通信制大学には入試がないので、初年度の学費を納めれば、入学できます。
通学制の私立大学に通った学部時代は、年間120万円ほど学費をかけていたので、全く違う額になります。
学費を抑えて働きながら大学に通いたい人、どうしても教員になりたい人は、初めから通信制の大学に通うこともひとつの選択肢です。