理学部で学べることとは?取得できる資格や将来の仕事を徹底解説

子供の進路の1つとして、理学部の大学への進学を検討している親も多いのではないでしょうか? 理学部への大学の進学は、自然の法則に関心がある子供の特性を活かす、面白みのある仕事に就くことに向けた大切な一歩です。たくさんのメリットがある反面、理学部へ進学させる前に親が考えること、子供に考えさせておくべきことも数多くあります。この記事では、子供の将来を考える親に向けて、理学部で取得できる資格や将来就くと考えられる仕事についてご紹介します。

そもそも理学部とは?どんなことを身につけるの?

理学部に進学させるケースに限ったことではありませんが、「どんなことを身につけられるのか?」ということは、子供を大学に進学させる際に親がしっかりと調べておくべきテーマと言えます。

そして、理学部はその名のとおり、理学を深く学ぶことができ、自然界の出来事を探求する学問です。また、理科の理という漢字が使われているため、科学や物理などを連想する方が多くいますが、数学も自然界に存在する学問の1つと考えられ、理学部で専攻することができます。

社会に存在するモノやサービスには数多くのテクノロジーが活用されていますが、理学部では、自然界の法則からその土台を作り出すアイデアや、1つのことを追求し続ける能力を身につけることができます。

理学部と工学部との3つの違い

「自分の子供は理系のほうが性に合っているのでは?」と考えている親の中には、理学部や工学部、医学部や薬学部など、大学が設けている数々の学科の違いがイマイチ分からないという悩みを持っている方も多いのではないでしょうか。

また、「医学部はお医者さん」「薬学部はMRや薬剤師といった薬品関係」とイメージしやすい反面、理学部と工学部の違いを明確に把握している方はそう多くありません。

子供の将来を真剣に考える上で、同じ理系の学科でも学べることが違うこと、さらに理学部と工学部に大きな違いがあることを理解することは非常に大切なことです。ここからは、混同されやすい理学部と工学部の違いを詳しく解説していきます。

①学べる分野

理学部では、先ほど解説したような自然界に存在する出来事を深く探求していきますが、工学部は機械や工具、コンピューターが追求すべき対象となります。また、理科や数学などの数式を深掘りする理学部に対して、モノの使い方を追い求めるのが工学部のテーマと考えられています。

②取得できる資格

子供の将来を考える親の中には、「大学の学部でどのような資格を取得できるかが気になる」という方も多いのではないでしょうか?

数多くある理系の学部の中でも、理学部では以下のような資格を取得することができます。
・学芸員
・教育職員免許:中学や高校の理科や数学など
・測量士補など
また、工学部では次のような資格が取得できるとされています。
・建築士
・電気主任技術者
・自動車整備士
・電気工事士
・教育職員免許状など

難しいイメージと比例するように、理学部で取得できる資格と工学部で取得できる資格を比較すると、その数にも違いがあります。追求し続ける面白みはどの学部であってもありますが、誰もが認識できる資格としては工学部とはかなり異なってくることが分かります。

③就ける仕事

理学部と工学部には、就ける仕事にも大きな違いがあります。あくまで傾向ですが、理学部は教員か研究室、工学部はメーカーに進みやすいというデータがあり、就ける仕事の「しばり」が強いというのが理学部の特徴です。

そして、就職率や別な分野への応用の利く点も、理学部と工学部の大きな違いであり、親が理学部に進む子供の特性を考える姿勢がより重要です。興味や関心のあることをとことん追求できる反面、教員や研究室への就職は企業目線では利益になりにくく、優秀なOBやOGの数も限られているため、そもそもの募集人数が少ないという点を理解しておくことが必要です。