大学院の志望理由書はなぜ必要?書くべき内容や例文をご紹介 ( 3 )

【例文】大学院の志望理由書

では最後に志望理由書の例文を記載します。分野は違うかもしれませんが、志望理由書を作成するときの参考になさってみてください。

貴専攻の進学を希望する理由は、国籍や出身大学、文理等関係なく幅広い分野出身の学生が集まっているという本専攻の特色に感銘を受け、貴専攻において私と異なる経歴を有する人々との交流を通し、学問的にも人間的にも切磋琢磨していきたいと強く考えたためです。貴専攻の、大学院への入学試験時に学生を文系・理系に分けない先進的な教育体形が非常に斬新で、素晴らしいものであると考えております。

私は○○科に所属し、熱力学・流体力学・機械力学・材料力学の 4力学を基礎としたものづくりを中心とした機械工学の知識について学んできました。大学2年次の○○概論という講義で、フロン等によってもたらされるオゾン層の破壊による地球温暖化のメカニズムや、火力発電やコンクリートの生産等の人類の社会活動によって発生した二酸化炭素の排出によって起こる地球上の炭素資源の循環への悪影響等、エネルギー利用に伴う地球環境や地域環境への影響について学び、自分の活動に責任を持つことや環境保護を意識することの重要性に気づき、「環境」というテーマをより学びたいという気持ちが強くなりました。

また、2011年発生した、未曾有の東日本大震災に伴う原子力発電所の事故から浮き彫りになった日本の深刻なエネルギー問題から、代替エネルギーの早期の普及の必要性を痛感し、従来の化石燃料や原子力とは異なる形の発電、特に地熱発電に関心を持つようになりました。

これらの事柄をきっかけに、大学院で環境に関する専門性の高い教育を受け,一歩踏み込んだ研究が可能な貴専攻に進学したいという気持ちが強くなりました。特に貴専攻の○○先生の研究室において地熱発電の問題とともに取組まれているディスカッションやプレゼンテーション、ファシリテーション技術等は、将来にわたって地域社会に貢献するために非常に重要な能力であり、これらに関する高い能力をぜひ修得したいと考えています。

現在所属する学部の専攻とは異なる専門分野である貴専攻で学ぶことで、自分を成長させ、大学院卒業後は、身の回りの環境の急速な変化に柔軟に対応出来、自分の能力を十分に発揮できるようになりたいと考えております。決して簡単な道ではないことは十二分に承知の上です。貴専攻への進学が決定した暁には、一心不乱に学業に専念し、研究に励みます。

(引用元:【参考例付き】合格する大学院の志望動機の作り方|ぎりぎり攻めたらいーやん)

終わりに

大学院入試では志望理由書と一緒に研究計画書の提出や論文の記載を求められる場合もあり、文章を書く作業が多くあります。大学院に入る前に練習も兼ねて、論理的に志望理由書を書くことにチャレンジしてみましょう。

参考リンク
修士課程・博士課程の関係について|文部科学省
大学院の現状を示す基本的なデータ||文部科学省
理系チュートリアル通信|河合KALS
【参考例付き】合格する大学院の志望動機の作り方|ぎりぎり攻めたらいーやん

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