大学院の志望理由書はなぜ必要?書くべき内容や例文をご紹介 ( 2 )

大学院の志望理由書に書くべき4つの内容


大学院の志望動機書には、いったいどのような内容のことを盛り込んでいけば良いのでしょうか。志望理由に最低限書くべき4つの内容をご紹介します。

志望のきっかけや理由

そもそもどうして大学院に進学しようと思ったのか、なぜその分野を研究するのかなどです。大学院進学やその分野での研究をしたいと自分自身が思った、考えるようになったきっかけや理由となるエピソードがあれば、それを記載しましょう。エピソードを書く際は、相手が読んでいて情景をイメージできるよう詳しく書くと、熱意がより伝わります。

問題意識と目的意識

きっかけや理由と重なる部分がありますが、自分が専攻しようとしている分野と社会をリンクさせたときに、どのようなところに問題意識を持ち、どんな目的意識を持っているかを言語化し伝えることができると良いでしょう。

大学院の修士課程の目的として、文部科学省の「修士課程・博士課程の関係について」の中で下記のように記載されています。

修士課程は、広い視野に立って精深な学識を授け、専攻分野における研究能力又はこれに加えて高度の専門性が求められる職業を担うための卓越した能力を培うことを目的とする。
(引用元:修士課程・博士課程の関係について|文部科学省)

研究能力や専門性が求められる職業を担い、社会に貢献する能力を培うために修士課程はあると記載されています。社会のどのような点に、自分の研究内容を生かすことができるのか、どんな問題を解決するために研究するのかを記載できると良いです。

入学後に何をしたいか

大学院へ進学したのち、何をしたいのかを記載する必要もあります。ここは仮説や予定でもいいので、できるだけ具体的に書いてみましょう。例えば希望している研究内容を、具体的にはどのような手順や方法で研究を進めていきたいかや、その研究をするにあたって、自分にはどのような能力が足りていないから身につけていきたいなどの内容です。

大学院は修士課程であれば2年、博士課程であれば最短3年という短い期間で研究の成果や、研究や専門分野に関する知識を身につけなければなりません。大学院生活をどのように過ごすつもりなのか、実現可能性や計画性を見られています。

修了後のビジョン

大学院へ進学し、研究活動や専門分野を学んだのちにどうしたいのか、ここでも現時点でのビジョンを明確に示しましょう。研究能力や専門性が求められる職業を担える人材の育成を目的とする大学院では、やはり研究職や専門分野を生かせる企業への就職などについて記載できると良いです。

「研究をとおして得た成果を、世の中にしっかり還元できる研究職になりたいです」など、熱意をアピールできるところです。本当にその道へ進むかどうか迷っていたとしても、現時点でどのような将来を考えているかを伝えましょう。